ここに出てくる「ミセス・ダウト」(Mrs.Doubtfire, 1993)も「トッツィ」(Tootsie, 1982)も「ビッグママ・ハウス」(Big Mamma's House, 2000)も「プリティ・ダンク」(Juwanna Mann, 2002)も、すべて物語の中の男性が女性になりすます女装映画。まあ、女装映画の金字塔としては「お熱いのがお好き」があるのだが、この本文では触れられていない。
各作品のあらすじをちらっと紹介、ついでに画像も出しておこう。
「ミセス・ダウト」 子煩悩な父親がはめを外して妻に離婚される。しかし子供たちから離れたくない主人公(ロビン・ウィリアムズ)は、別れた妻が家政婦を募集しているのに目をつけ、女装して家政婦として相手宅に潜り込む。
「トッツィー」 売れない役者が女装し、中年家政婦役で人気を博す。
「ビッグママ・ハウス」 脱獄した強盗犯を追うFBI捜査官。その脱獄囚がビッグママと呼ばれる母親の元に立ち寄るという情報を得る。そのビッグママはたまたま不在だった。そこで捜査官は女装し、ビッグママに成りすますことに…
「プリティ・ダンク」(日本では劇場未公開だが、DVDは出ているらしい) バスケのスター選手だったのだが、天狗になりすぎて男子プロバスケ界から追放されてしまう。バスケ界に未練がある彼が復帰できる方法は一つだけ。女装して女子バスケリーグに出ることだった。
それに、キレきれの殺し屋が、女装ではなく本当に女体化されてしまう「レディ・ガイ」(2016)という映画もありますね。
| TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
|