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靴紐の部分がなく、スリッパを履くように足を突っ込んで履くことができる靴のことを言う。履いたり、脱いだりするときに、いちいち、靴紐を解いたり、結んだりしなくて済むので、履きやすい。
loaferとは、「怠け者」の意味であり、靴紐を結ぶ手間を省きたがる怠け者にふさわしい靴だからという語源らしい。1920~30年代に生まれたデザイン。
日本のように、靴を履いたり脱いだりする機会が多い環境では、怠け者でなくても、靴紐をいちいちいじらなければならない靴は敬遠したくなるはずだが、どうだろう。ちなみにアタクシは、靴紐がある靴は、一様に、紐をゆるゆるにしておき、ローファー的に履いているという、文字通りのローファーだ。
甲のところにストラップがあるタイプが多い。元来、ノルウェーの漁民が作業靴、あるいは室内靴として履いていた靴にデザインの起源があるらしく、その漁民たちが、ここに1ペンス硬貨を挟んでサイフ代わりにしていたことによると言う。そのため、「ペニー・ローファー」とか「コイン・ローファー」とも呼ばれるらしい。
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