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音楽文化を中心とした若者向けポップカルチャー系の衣類・アクセサリー・小物類を扱うアメリカのチェーン・ストア。80年代にカリフォルニアに登場、その後、おもに各地の郊外の巨大モール内に出店を展開し、2008年現在、700店舗近くあるらしい。日本にはまだ出店はないと思う(知らないけど)。
目玉商品は、有名アーティストからライセンスを受けて販売しているTシャツ類。いわゆる、ゴス系のファッションが得意分野である印象。ゴス系かどうかは分からないが、↓こんな感じ。
公式サイト
ただ、ネットを徘徊してみると、ネガティブなコメントも多い。
たとえば、「クール」で「ヒップ」なショップとして展開し、他との差別化を求める若者たちをターゲットにして成功を収めているものの、全国で展開している以上、どうしても商品に「ああ、あのホット・トピックで売ってるアレ」というイメージが生じ、真の差別化が得られないことになる。つまり、本当にクールでヒップでオリジナルなものを求める者達からは、いささか軽蔑の眼差しを向けらることになると。
同種の問題かもしれないが、ホット・トピック側も人気が出るだろうと目をつけたデザインやアイデアを一斉に売り出すため、もともと、そのようなデザインやアイデアを信奉していた者たちにしてみれば、いわゆる、「にわか」に見える者たちを一斉に生み出すことになり反感を買っている。
たとえば、「トランスフォーマー」が映画化され人気が出ると、ホット・トピックが一斉に「トランスフォーマー」関連のアイテムや小物類を売り出し、それまで「トランスフォーマー」をまったく知らなかった、まったく観たことがなかった郊外に住む裕福なティーンエイジャーが買い求め、あたかも、昔からの「トランスフォーマー」ヲタクであったかのような顔をして、それらアイテムを身につけ、誇示するようになる。それを、昔からのトランスフォーマー・ヲタクが眉をひそめて見ると。そんな構図である。
まあ、でも、これは、どこの世界でもあることだとは思う。
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