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ジーニアス大英和辞典によると (1)雑多なものをしまう部屋[戸だな] (2)(海事)船尾の食糧貯蔵室(lazaretto) (3)(鉱業)露天掘りによるくぼみ、穴 (4)食肉加工機のくず肉廃棄シュートの穴 とある。
一方、リーダーズ英和辞典によると 溶融ガラス加熱炉(の炉口)、グローリーホール;(俗・方)がらくたでも何でも放り込んでおく引き出し[部屋];(海)lazaretto;{俗)フェラチオなどをするために男子トイレの仕切り壁にあけた穴 とある。
さらにリーダーズ・プラスによると 1.(海)(甲板下にある船室係・期間助士などのための)宿所 2.(鉱)引き抜き孔、グローリーホール(じょうご型のくぼみで、下にある運搬機械に鉱石・石炭などを積み込む) 3.(俗)教会、救世軍集会所、(軍俗)壕 4.(卑)女のあそこ、穴倉、玉門、奥の院 とある。
よくもまあ、こんなにたくさん意味が出てくるものだと感心するが、語源的には「がらくたをつっこんでおく引き出し」がいちばん古いらしい。なんでも吸いこんでしまうようなブラックホールのようなものか? そこからじょうご型のごみ捨てシュートや石炭などを積み込む穴口などの意味も生まれたのだろう。最後に逃げ込む場所としての教会とか宿所の意味はその先か?
もちろんポルノ小説の文脈では、トイレやビデオブースに開けられた穴を指す。
利用方法はもちろんご想像の通り。たいていはゲイが利用するものとか。だが、それじゃちょっとそそられないので、次のように女性にも使っていただきたいと思う。
こういう場合、穴の向こうは熱い吸い込み口になっているので、ガラス塊を入れれば溶けてしまいそう。と言うわけで次のようなガラス加工装置もグローリーホールと言う。
辞書にはないが、ダムで水量が過剰になった場合に排水するための穴もグローリーホールと呼ばれているらしい。
しかし、なぜ「栄光の、至福の、天国の」とった意味のgloryという単語が「がらくたをつっこむ穴」の意味でつかわれるのか、その点が、ぜんぜん分からない。
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