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主にステンレス製の保温可能な水筒をいう。携帯可能な魔法瓶。
アメリカのサーモス社(thermos)が製造・販売しているのが有名で、すでに普通名詞化している模様。
サーモス社
******** 2017年7月3日追記
上で「アメリカの会社が製造・販売」と書いていたが、ステンレス製の魔法瓶は日本酸素が最初に開発し、現在、同種の製品を販売していたアメリカやドイツの会社を配下に収めているらしい。wikipedia サーモス
「サーモス」っていうから外国のものみたいに思ってしまったではないか。素直に「魔法瓶」と言ってくれよ(笑) でも「魔法瓶」を直訳してMagic Bottleとか言っても、全然、通じません(笑)
旧来の水筒では中の液体の温度がすぐに平衡化してしまう。冷たいものは冷たいまま、温かいものは温かいままに保つにはどうしたらよいかという問題を解決する原理、それ自体はドイツ人が1881年に発見、同年イギリスのデュワーという人が二重瓶を製造、1904年にドイツのテルモス(サーモス)社が商品化したとのこと。それがいわゆる「魔法瓶」。なぜ、「魔法瓶」と言うかというと、勘違いからの命名だという説がある(リンク)。いわく、「イソップ物語の中に出てくる魔法瓶(マジックボトル)のように温度が変わらない」ので「魔法瓶」と名付けると。でも、イソップ物語には魔法瓶の話は出てこないらしい。
ともあれ、この魔法瓶について、より携帯化・耐久性を持たせようとステンレス製の二重容器にしたのが日本酸素社なのか? 遠足とかで二重瓶の水筒を持っていた自分としては、あまり独創性が感じられないのだが(やっぱ、二重ガラス瓶で内壁が銀色ってアイデアが一番独創的だったと思う)。
でも、日本製のサーモスは人気商品となっているらしいです。
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