プロフィール
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セレンディピティ [serendipity]
【2011/05/06 13:38】
表現集
多分、日本語でもカタカナでこの言葉が使われているとは思うし、「広辞苑」にも載っているそうだし、流行語にもなっていたとは思う。だが、あまり定着はしていない印象だ。「偶察力」とかと訳されるそうだが、これは定着しないだろう。 意味は複雑で、「何かを探している時に、偶然、その探しているものとは異なる非常に価値のあるものを見つける才能・能力」を言う。科学の分野ではよくある話しだ。ある対象を研究していたのだが、その過程で、何か偶然間違いをして、別の新しい発見を行うとか。その新しい発見を、発見として察知する嗅覚といったものが科学者の成功に貢献するといった話しだ。 あるいは何かの情報を求めてネットで検索していたら、偶然、特定のキーワードで、探していた情報とは異なる、かなりのお宝情報をヒットできたとか、レアなエッチ画像をヒットできたとか。それを嗅ぎつける嗅覚。これがセレンディピティである。
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タコベル [Taco Bell]
【2011/04/28 14:51】
食・飲
アメリカのファースト・フードのチェーン店。マクドナルドやバーガーキングがハンバーガを中心に展開していることと差別化を図るため、メキシコのパンといえるトルティーヤ(トウモロコシ粉による平べったい焼きパン)、その中でも特にタコスを中心メニューにそろえている。 ホームページは、Taco Bell 。このページを開くと出てくるが、キャッチフレーズとしてThink Outside the Bunというのが使われている。Bunとはボール状の丸い形をしたパンのこと。要するにハンバーガー用のパンのこと。「そういうパン以外のことを考えてみては?」といった意味合いかと。bunには丸みを帯びたパンというところから、丸いお尻の意味もあり、そういうふうに想像を展開させると、ちょっとエッチっぽい意味合いも感じられる。 タコベルはアメリカではかなりメジャーであるが、日本には米軍基地内の店舗を除いて存在しない(2011年4月現在)。以前、名古屋に1軒あったらしいのだが、撤退した模様。そこらあたりの事情が、yahoo知恵袋にあった。何故タコベルは日本にないのですか? 確かに、個人的にタコスのパリパリ感と中に挟まれた肉のドロドロ感は、食べづらくて苦手だ。ただ、以前、激辛のソース肉が挟まったのを食べたことがあり、あれは美味かったと記憶している。 日本ではタコスで名前が通っているが、正確には、これは複数形であって、単数形のタコと言わないのは、外来語が日本語化する時のルールにちょっと反する。普通なら、ベーコンエッグズとは言わずベーコンエッグと言い、バナナズとは言わずバナナであり、フレンチフライズとは言わずフレンチフライと言うからだ。ポテトチップスは複数形のまま日本語化してる方がポテトチップより一般的だが、これは例外的だと思う。ともあれ、特に、french friesは、このように複数形で使うのが普通で、french fryというように単数形で使うと、「フライドポテト、1本だけ」といった意味に取られると思われる。 話しを戻して、じゃあ、どうして「タコ」ではなくて、「タコス」で呼ぶ呼び方が日本語化したかというと、答えは明らかだと思う。オクトパスのタコ(=蛸)との混同を避けるためではないかと(いや、別に専門家じゃないからわからんけど:笑)
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なぜ女はパンティを二つ履くのにブラはひとつか? [Why do women wear a pair of panties but only one bra?]
【2011/02/22 18:36】
表現集
Why do women wear a pair of panties but only one bra? これは翻訳不可能だと思われる。少なくともギャグとして訳すのはアタクシにはできない。その原因は、英語の場合の腰から下に身につける衣類の数え方による。 英語の場合、腰から下の衣類の場合、脚が2本あることをなぜか重視するである。ズボンなんかは、日本語にしてみれば1着だが、英語の場合、脚が2本伸びてるので複数と考え、trouserではなくtrousersと複数形にする。pantでなくpants(パンツ)と複数形にするのだ。靴もshoeでなくshoesとなる。 靴は確かに複数形にするのは分かりやすいし、ズボンもまあ何とかついていける。靴下類のsocksやstockingsも、まあ、大丈夫だろう。(ただ、ストッキングを買うとき、I would like to buy this stocking.とか言ってしまいそうな気もするが…) 分からなくなるのは、ほとんど脚のイメージが消えると思われる下着類にも、この複数形が浸透することである。男性用のトランクスは単数のtrunkではなくtrunksとなるし、briefではなくbriefsとなる。そして、もう単なる紐となってるとしか見えない、パンティについても、たった1着でも、pantyではだめで、pantiesとなるのだ。G-stringもダメでG-stringsだし、T-backはダメでT-backsと複数形にしなければならない。 それを踏まえれば、この表題の言葉のギャグが分かるかもしれない。a pair of pantiesと複数形であっても、これは1着のパンティ。ブラの場合は「脚が2本」から来る複数概念がないから、普通に1着で単数形。パンティもブラも1着ずつなのに、何でパンティは複数で、ブラは単数なんだ? というギャグと言えばギャグになっているのである。
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ギャラガー [Gallargher]
【2011/02/22 18:13】
固有名詞
アメリカの有名コメディアン。80年代を中心にテレビで人気を博してるらしい。小道具を使ったギャグが得意。小道具のことを舞台・映画用語でプロップ(prop、propertyの略)と言うが、小道具をうまく使って笑わせるコメディアンをプロップ・コメディアンと言う。ギャラガーは、そのようなプロップ・コメディアンの一人。 得意なギャグは、Sledge-O-Maticと呼ばれるショーで、巨大なハンマーでスイカやら何やらを叩きつぶすギャグ。正直、どこが面白いか分からないが、笑いというのは文化や言語に大きく依存するので、分からないのも仕方がないだろう。次のYouTube動画は、そんな叩きつぶしのシーン。VIDEO
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